これで最後の手術にしたい!という想いに応えます!

  • 豊胸・バストアップ
  • シリコンバッグ
  • バッグの破損
  • 変形・左右差
  • バッグ抜去
  • リップリング

本日の手術紹介は「3回目の手術なのでこれを最後の手術にしたい!」という切実な想いを持って当院にご来院いただいたゲスト。手術経過の詳細を追っていこうと思います。

48歳女性。
160cm,52kg
15年前ハイドロジェルバッグを挿入(大胸筋下、傷は脇)
7年前バッグに破損が見つかり、シリコンバッグに入れ替え

右胸に違和感、疼痛があり来院。
3回目の手術なのでこれを最後の手術にしたいとのご希望でご来院いただきました。

実はこのゲスト、他院でバッグ除去+ヒアルロン酸豊胸予定を強く薦められていたところ、セカンドオピニオンを聴きたくて当院にご来院されました。

以前のブログにも詳細を書きましたが、シリコンバッグを抜去してヒアルロン酸を注入するとこうなります。

不要なところに傷ができる、そしてとても不自然な形になってしまう、最終的にはヒアルロン酸は吸収される、と悪い部分ばかりなので、オススメはいたしません。

そこで、シリコンバッグを抜去してコンデンスリッチ豊胸術を行う手術をご提案しました。
今回は太腿全周〜膝から脂肪を採取していきます。

術前

エコー検査にて大胸筋下にシリコンバッグを認めました。
痛みを感じるという右側は完全に破損していました。
左側はカプセル拘縮のためリップリング(バッグにシワがよること)が認められました。

手術

抜去したシリコンバッグ。
破損している右側のバッグは変色が認められます。

シリコンバッグを抜去したところ。
胸の下部は肋骨が変形して若干のくぼみが認められました。
抜去したシリコンバッグの変色が進んでいるということは随分前から破損があったと考えられます。それを裏付けるように、右側のカプセルの中はシリコンがドロドロに溶け出していました。
十分過ぎるくらいしっかりと洗浄しました。

100%無添加のコンデンスリッチファットを皮下、乳腺下、大胸筋内、大胸筋下(カプセル上)に注入しました。

術後1ヶ月

若干の内出血が認められます。
カプセルの中に血液がたまり、1ヶ月ほどかけてゆっくりと吸収されている過程のものなので問題ありません。

術後半年

自然なバストをキープすることができましたね
(*´∀`*)

違う角度からも見てみましょう。

術前

術後半年

体重が減ってしまったのでアンダーバストは72cmから71cmへと変化しましたが、トップバストは83cmをキープすることができました
(*´∀`*)

次回のブログでは、脂肪採取部位にも注目してみましょう
(*´∀`*)