バストアップしたい/太ももを細くしたい/費用も抑えたい…さてどうする?
- その他
こんにちは中居です。
今日の手術紹介は
・バストアップしたい
・太ももを細くしたい
・費用も押さえたい
そんな願いを叶えてくれる美容外科クリニックを探している
某美容外科クリニックにお勤めのナースさん
です。
同業者だけど自分のクリニックで手術を受けず、わざわざTHE CLINICにお越しいただいて手術を受けられる方ってとても多いんですよね。同業者ということで、当院のナースやコンシェルジュからも細かい術後のアドバイスをさせていただくことが出来るのが嬉しいですね。
それではカルテを見ていきましょう。
【主訴】
・豊胸も希望だが、痩身の方が重要。
・①大腿②二の腕の痩身希望。
・バストは2019年8月にヒアルロン酸豊胸術。現在下着をつけた時に隙間が出来たので豊胸を希望。
・バストは大きさよりも見た目が綺麗になって欲しい。
・翌日からお仕事で、痛みが心配
・制服で脚の内出血や胸元は隠せる
・予算は出来るだけ低い方が良い。モニター希望
・HA酸溶解必要であれば痩身のみで良い
【診察】
身長/体重 170cm/65kg/BMI22
まずはお話を聞いた上で、今年の8月にヒアルロン酸豊胸術を受けているため、ヒアルロン酸が残っていたら除去手術をしなければならないため、エコー検査を行いました。
…左右ともHA酸はほとんど残っていない。
なぜ?
普通のヒアルロン酸豊胸術なら最低2年は残っているはずなのに…
一体どんなヒアルロン酸を入れたんだ!?
少々不思議でしたが、ラッキーなのでしょうか。
ヒアルロン酸を溶かすことなくそのまま豊胸が可能です。
【手術計画】
お体全体を見て、しっかり吸引できる脂肪があるので太もも全周吸引してしまうとダウンタイムが大変になってしまうと考えられました。
そこで
・最小限の範囲で脂肪を採取し
・最大限の脂肪量を確保しつつ
・見た目もしっかりと細くする。
・痛みが最小限で収まるように
・費用が押さえられるように。
こんな4つのポイントを押さえた、いいとこ取りの脂肪吸引を考えると
太ももの前からアプローチし、内側、前、膝、そして前の傷から取れる外側までしっかりと取るのがベストだと考えられました。
この取り方をすると、1回の脂肪吸引で豊胸に必要十分な脂肪を採取することができ、痛みが少なく、外側まで取ることでしっかりと細さを実感でき、結果的に費用が押さえられる。
もしそれで後面が気になるようだったらその時は後面からの脂肪吸引を考えましょう。
ただ、現在既にお尻のたるみが出ているので、吸引するとお尻がよりたるんでしまうため、前からのアプローチでしっかりと吸引するのがベストなんじゃないかなぁ。
そのかわりテクニックは必要なんですけどね。
それはこちらで頑張りますので😁
今回のゲストは「他のクリニックにも気になる先生がいるので、そのカウンセリングも受けたい!」ということで一旦お帰りになりましたが、翌週当院でopeの運びとなりました。
美容外科クリニックのナースさんが他の美容外科クリニックのカウンセリングを受けて当院でopeを受けてくれるのは嬉しいですね、やっぱ😁
【手術】
純脂肪880ml採取。そこからCRF:580ml作成。
CRF注入量:トータル R:200ml、L:200ml
どちらも皮下に100ml、乳腺下に20ml、大胸筋内に50ml 大胸筋下に30ml
【1ヵ月後の経過チェック】
体重の変化
65kg→62.8kg😰
胸囲測定
術前 アンダー:72cm、トップ:80cm
術後 アンダー:71cm、トップ:83cm
術後3ヶ月は体重が減ってしまうと定着率が下がってしまうので要注意です。
脂肪を飢餓状態にしないように、体重をキープするように気をつけましょう。
ただ、今回2kg以上体重が減ってしまったにも関わらずトップとアンダーの差が4cm増えています。
まだまだ間に合うので、ここからしっかりと挽回していきましょう。
採取部位の変化
1ヵ月後
結構しっかり吸引したので硬縮がmaxで出ています。
硬縮が強く出ている間はまだまだボリュームがあるのと、触った感じ「ポコポコ」と、見た目にはほとんどわからない程度の凹凸を感じます。これは吸引すればするほど強く出てきますが、マッサージ、ストレッチを毎日ししていただくことで、半年ほどでさらに細くなってきます。
体重を減らさないこと
そして
脂肪吸引した部分のストレッチをしっかりとすること
術後にゲストに頑張ってもらうのはこれだけです😁
頑張りましょうね!!